実習生の感想

橘大学 理学療法学科 6週間の実習を終えて

橘大学理学療法学科の学生さんが6週間の実習を終えました。

実習の感想をいただきました。

 

Q.当施設での実習はいかがでしたか?

 

A.あっという間に終わった感じです。たくさんの利用者様と関わる機会が持て、苦手だったコミュニケーションにも自信が持てるようになりました。

 

Q.コミュニケーションは上手にとれていたように思えましたが?

 

A.実は問診が苦手だったんです。前回の実習では聞き出したいことがうまく聞けずに困っていました。何から話していいのかわからなかったんです。でも、こちらでたくさんの利用者様とお話する機会があり、いきなり核心の質問をするよりも、関係性を築けるような話をした方が、本当に必要な話が引き出せるように思えたんです。

 

Q.具体的にはどんな内容を話したのでしょうか?

 

A.生活を支援するという視点を先生方から教えていただきました。特に生活面での話から話題を膨らませて展開していくと、どんどん生活像が見えてきて、本当に困っていることが理解できるようになったと思います。

 

Q.老健のイメージはいかがですか?

 

A.施設の良さはたくさんお話ができることだと思います。単なる集団体操や短時間のリハビリというイメージがあったのですが、しっかり個別リハビリをしていますし、その中で利用者様個人の生活課題についても考察されたうえで、プログラム提供していると思いました。

 

Q.これから老健実習をする後輩へ一言お願いします。

 

A.お話できる機会がたくさんあるので、失敗を恐れずに話してみてはいかがでしょうか?うまくいかないこともありましたが、チャレンジすることで気づくことがあります。生活面のお話を特におすすめします。

 

6週間の実習お疲れ様でした。

10週間の実習(作業療法士)

Q.10週間の実習を振りかえっての感想はいかがでしたか?

 知識と技術不足を痛感しました。もう少し勉強していたらよかったと思います。一方利用者様との関わりは予想以上にとれたと感じます。「あんたがいるから頑張れた」と言ってもらえて本当に良かったです。

 

Q.利用者様との関わり面で工夫したことはありますか?

 人生の先輩としての言葉えらびには気を配りました。また、その方の暮らした時代にそった話題選びをしました。利用者様が話しやすい話題だと、反応が違ってくることを実感しました。話がしやすくなると、リハビリの受け入れがスムーズになると思います。

 

Q.後輩たちに実習のアドバイスをするとしたら?

 やはり、解剖と生理学をもう一度学び直すことですね。疾患や症状とつながる知識が臨床では必要だと実感しています。技術面では実施する意味目的を明確にすることが大事だと思います。

 関わりについては、同年代だけでなく、他世代との関わる機会を意図的につくってはどうでしょうか?たとえば地域のボランティアにでるなど。

 

Q.今後の抱負をどうぞ

 作業療法は生活を豊かにするものだと今は思っています。身体面にも心理面にもアプローチできる療法士になりたいと思います。

 

 

6週間の臨床実習(理学療法士学生)

Q.今回の実習で一番印象に残ったことはなんですか?

訪問リハビリに同行させていただいたことです。セラピー場面だけでなく、家屋環境の評価や家族の様子、対象者様の生活史や価値観などを深く見つめる必要性を感じたことです。他にデイケアの体験といった他部門見学ができて良かったと思います。

 

Q.ケースを担当して治療をやってみた感想は?

今回担当させてもらったのは、比較的自立度の高い方でした。しかし軽度の認知症もあり、会話に戸惑うこともありました。後半はかぜのため治療できない日がありましたが、歩行器ブレーキのかけ忘れについて、歩行器にメモをつけたり、動作アドバイスを繰り返すことで、日常生活での習慣改善が図れたように思います。

 

Q.その習慣改善というのは、フロアのスタッフからの情報収集の上で感じたのでしょうか?

リハビリスタッフからの情報だけで、看護・介護士のみなさんから情報はとれていませんでした。生活全体をつかむためには、介護士からの情報収集が必要だと反省します。特に夜間から早朝へかけての様子をつかむ必要があると思いました。

 

Q.今後に向けて一言

次回の実習、これからの臨床では他部門からの情報収集や家族の願いをしっかり聞いていきたいと思います。また振り返れば余暇活動の充実へむけて、もう少し考えられたらよかったと感じています。ありがとうございました。

 

検査測定実習を終えて(理学療法士学生)

2週間の検査測定実習が終了した橘大学理学療法学科の学生さんの感想

 

Q.今回の実習全体を通しての感想は?

  うまくできないことが多かったのですが、実習は楽しいかったです。

  親切に教えてくれたので、いい実習地に恵まれたと思いました。

 

Q.実習中で一番印象に残ったことは?

  朴先生(当リハビリ科顧問で月に1回程度勤務)から手紙をもらったことです。

  自分のために、応援のメッセージをもらいました。

  理学療法士になれるか心配だったんですが、

  「僕でもなれたんです!頑張ってください!!」と書かれていて感動しました。

 

Q.今回の実習での達成度はどれくらいですか?

  学校では友人と練習していたのですが、やっぱり現場となると違いました・・・

MMTの力の入れ方やROMの測定方法など、検査の再現性についても考えさせられました。

できてないところがたくさんあり、練習する必要性を感じました。

 

Q.実習で一番学べたことは何ですか?

観察する目が大切だと思いました。今後特に姿勢について考えてみたいと思いました。帰りの電車で人の姿勢を意識してみるようになったり・・・

また、その場面だけの会話で判断するのではなく、視野を広く持って、生活の背景を考えることも大切だと思いました。

 

Q.最期に一言

次の実習へむけては、使いやすい検査表をつくったり、レポートのフォームをつくるなど、事前の準備をしておきたいと思います。もちろん勉強もします。将来は対象者様に生きる希望を与えられるような理学療法士になりたいと思います。 

(インタビュー:作業療法士 小松 / 理学療法士実習担当:青木) 

9週間の臨床実習を終えて(大阪医療福祉専門学校作業療法士学科)

  • はじめは認知症の方とのコミュニケーションが取れにくかったんです。どのように話し掛けていいのかわかりませんでした。リハビリスタッフ、ケアスタッフさんの様子を参考にして、声をわかりやすいように大きくしてみたり、抑揚をつけたり、笑顔をいつもよりみせてしゃべってみたりと工夫してみました。担当ケース様も、他の利用者様も笑顔でしゃべりかけてくれるようになり、「ありがとう」と感謝の言葉ももらえるようになりました。段々たのしくなっていきました!!
  • リハビリスタッフの皆さんとのコミュニケーションがとりやすかったのがうれしかったです。他部門のスタッフさんもやさしくしてくれました(笑)。チームの雰囲気が良くて‟働きやすい環境”ってこうゆうことだなって思いました。
  • 利用者様の治療場面を沢山経験させていただきました。関わる側の体調や気持ちの持ち方で、利用者様の反応が違うこともわかりました。
  • 今回の実習を通して、作業療法士とは「利用者様のやりたいこと、つまりニーズを深く見つめる役割がある」仕事だと感じることができました。

地域実習(作業療法士学科)を終えて

 

「実際に多くの利用者のリハビリ場面を見学させて頂きました。実際に担当し身体に触れる機会も沢山つくってもらい、今までの実習では見れなかった下肢に障害を持った方のリハビリを体験できました。」

 

「丁寧にスタッフさんから教えてもらいました。今までぼんやりとしか理解していなかったこともはっきり分かるようになりました。また、わからないことをもっと知りたいと思い、自分でも調べて理解を深めることができました。」