リハビリマネジメントⅡのとりくみ

リハビリマネジメントⅡ(居宅課題解決型マネジメント)を実施している利用者様の様子と感想をいただきましたので紹介します!

 

 Aさんは脊柱管狭窄症による手足のしびれに悩まされ手術し、症状は改善されましたが入院生活により「歩くこと」の自信を失われたご利用者です。退院後外出の機会もなく、歩行能力が低下する恐れがありました。そこで今回、「コーラスに行きたい」との希望を叶えるため、リハビリテーションマネジメントⅡ(居宅課題解決マネジメント)に取り組みました。
 デイケアでは、歩行能力の向上を図り、下肢筋力、バランス、屋外歩行を練習しました。自主練習メニューを作成し、トレーニングに励んでいただきました。訪問リハビリでは、転倒予防を目的に練習しました。
 取り組みから4カ月が経ちましたが、月に一度のリハビリテーション会議により課題や目標をご本人・ご家族、担当ケアマネ、施設スタッフとの連携により、杖を持ち、一人で歩いてコーラスに参加されるようになりました。ケアマネから夕方でも安心して歩けるように杖につける反射板を提案された時はリハビリ士として大変勉強になりました。現在は「買い物にいく」と新たな目標も生まれ、休憩しながらご主人とスーパーに行かれています。

 

 

Aさんの声出来ることが増え、自信につながりました。一つできると、次にもやりたいことが生れます。次は「神社へお参りに行きたい」、「バスにも乗りたい」と思います。今までは、やってもらうことでみじめな気持ちになりました。今は、受け身から卒業できて良かったです!