2018年
4月
23日
月
今回朴顧問より、「リハビリテーションにおける初期評価の手順」と題し勉強会を実施しました。有馬温泉病院の1~2年目のスタッフさんも当施設見学の後、合同で学びました!
フェアウインドきのにも実習生が学びにきます。指導者はとても一生懸命に教えていますが、どうしても自分が受けてきた実習スタイルに引っ張られてしまいます。施設としての指導方針を明確にできるよう、老健モデルを作り上げていきたいと思います。
エビデンス(科学的根拠)も把握理解したうえで、利用者様の個性と生活環境に応じたプログラム実施ができるようなセラピスト養成をしていきます!
2018年
4月
21日
土
改正介護保険法で「要介護者の在宅復帰を目指す」ことが老健施設の役割として明確化されました。これまで在宅復帰率に従った区分がされていましたが、2018年度からは施設機能の指標・点数化によって5つの区分に分類されることになりました。
指標には①在宅復帰率、②ベッド回転率、③入所前後訪問指導割合、④退所前後訪問指導割合、⑤居宅サービスの実施数、⑥リハ職の配置割合、⑦支援相談員の配置割合、⑧要介護4と5の割合、⑨喀痰吸引の割合、⑩経管栄養の割合を点数化し、Ⅰ超強化型、Ⅱ在宅強化型、Ⅲ加算型、Ⅳ基本型、Ⅴその他型に分類されることになりました。
特に強化型老健は、充実したリハビリが必須要件となり、週3回程度以上のリハビリ実施を実施することになりました。
平成30年4月現在、フェアウインドきのは在宅強化型として機能し、全ての利用者様の課題に応じて、週3回以上のリハビリを実施しています!
2018年
2月
24日
土
老健協会主催のリハビリテーション研修に、青木副主任が参加してきました。次年度の介護保険改定に向けて、私たちリハビリテーション職種が準備すべき課題について学んできました。
今回の研修では、参加施設とのグループディスカッションもあり、現状と課題について、具体的な討論がなされました。
当施設としては、地域リハビリ施設として、在宅支援に係るサービスをしっかりと行っていこうと思います!
2018年
1月
12日
金
「あなたのところ(施設)には、つながりを感じるのよ」
訪問リハビリ中に、語られた一言です。
意味を伺うと、ショートステイ利用中に、見覚えのあるリハビリスタッフが挨拶をしてくれたことに感動したようです。
お泊りへの不安があったようですが、知っている顔が表れることへの安心感が「つながり」として表現されていました。
フェアウインドきのには、入所、短期入所(短いお泊り)、通所(通い)、訪問リハビリサービスがあり、垣根のない連携を心掛けています。
京都洛北地区も全国同様、高齢化が加速していきます。地域でのつながりがとても重要になるため、医療と介護、地域の方々との協力体制づくりに力をいれていかなければなりません。それが「地域包括ケアシステムの推進」です。
今年4月の介護保険改定では、病院と地域事業所とご家族との繋がりが一層推進されます。
私たちも介護老人保健施設として、リハビリテーション機能をしっかりと果たしていきます!
作業療法士:小松顕
2018年
1月
10日
水
当施設のデイケア(通所リハビリテーション)では、日常生活の動作場面で生じる問題課題の解決へ向けて、リハビリ職員が機能練習を実施しています。
リハビリマネジメントⅡでは、担当ケアマネジャーや居宅サービス事業者の皆様とともに、定期的な会議をもち、課題の到達程度を確認しています。
上のグラフはデイケアとデイサービス(通所介護)で、身体状況の改善程度についての比較です。(厚生労働省介護給付費分科会資料より)
通所リハビリの方が維持改善率が高く、特に介護度の高い方の改善率が高いことがよくわかります。
最近では、通所介護でもリハビリ特化型デイが地域で増えており、一概に比較はできませんが、これからは単なるお預かり施設よりも、特徴ある運営を行なう施設が選ばれる時代になっていきます。
フェアウインドきのでは、これまで以上に在宅生活支援を理念としたサービス提供に励んでいきます!